Amazonでプラウドのノートピンを買ったのでレビュー。代替が利かないので買ったが、使用感はよくないね。
価格はAmazonのセールで、22,000円だった。もともとの値段は、27,500円なのだそうで。その価格だったら、買ってなかったかな。
本体だが、正直言って使い勝手はあまりよくないね。ボタンを押して録音するのだけれども、その感覚がイマイチ。押したのか押してないのか、なんだかよくわからない。
録音状態にするというのと、それを終わりにするというのが、もっとも頻繁に使う基本的な動作だろうが、いずれにせよ物理的なレスポンスが悪く、状態がハッキリしない感じだ。
それと、スマホにアプリを入れて、そこで録音した音声の文字起こしをしたり要約したりできるのだが、そのアプリの使い勝手もよくない。
直感的なユーザーインターフェースではなく、いまいち分かりづらい。それに、自分がリコメンドしたいものを推しすぎな感が強い。
具体的には、海の向こうの人が教会とかで使うものなのか、説教聞き取りモードみたいなのがあり、それが「いまなら無料で使えるよ!」みたいな感じとか、そういう類いのが色々とあって、鬱陶しい。
機能が充実しているというと聞こえはいいが、要約するのに、そんなに細かいモードが必要なのかどうかは、疑問に感じるところである。
充電をする際にも、使い勝手がイマイチな感じがしている。本体には、マグネットでくっついている薄い板のようなものが付いているが、それを外さないと充電できない。
いちおう、充電器の背面にくっつけておくことはできるが、そもそもいちいち板を外さないと充電できないのは、煩わしすぎる。
文字起こしが無料でできる時間というのも、月に300分になっていて、これは当然ながら1日に10分ということなので、到底足りるような感じではない。
むろん、より長く使いたいならサブスクしてくれということなんだろうが、月額1980円だかで、年契約にすると1000円ほどになるらしいけれども、払う気にはならない。
個人的な用途としては、単に文字起こしがしたいだけなので、ひとまずは無料分の300分を使い切ったら、MP3のエクスポート機能を使って、ファイルを別のサービスの無料枠に食わせる予定。
具体的には、CLOVA Noteや、Gemini(Google AI Studio)といった辺りが候補となるだろうか。おそらく、これからもサービスは増えてくるだろうと思われるし。
また、ローカルでWhisperを動かすという手もあるので、一括で1万円以上も払う気はない。たぶん、もっと仕事でバリバリ使う感じの、意識高い系の人向けの商売なんだろう。
あと、録音したファイルの処理をパソコンで行うこともできるが、そこを開くたびに有料のオファーが表示されてウザいことこのうえない。
「我利我利亡者なのかな?」といった印象を抱かされ、「この会社、好きじゃないな」と思わせようとしているのだろうかと訝しく思ってしまった。
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